かつて教えていた6年生の生徒のエピソードです!
とにかく動きがスローな子で、授業が終わり、テキストをカバンにしまっているうちにバスに乗り遅れてしまうこと多々…
見かねた同級生が「遅い」「トロい」と言いながら、荷物整理を手伝っていることもしばしば…
しかし、その生徒には他の生徒が簡単には真似できないものすごい才能を持っていました!それは…
「難しい問題に粘り強く取り組む能力」です!
特に算数が好きな生徒だったので、折を見ては難しい問題(開成中などの入試問題や、算数オリンピックにあるような問題)を1、2問宿題にしていました。その生徒は宿題のプリントを折りたたみ筆箱に携帯し、時間があるときに開いては、1時間や2時間を費やしてじっくり考えてきました(解けないことも多いですが)
小学6年生で、算数の問題1問に2時間悩むってすごくないですか??
(ちなみに女子生徒でした)
「速く解くスピード勝負」には弱くても、それを補って余りある「難問に筋道を立てる力」が付きました。
成績も伸び、当初の第一志望以上の学校に合格しました。
今年のGW、こんな時こそぜひ粘り強く取り組むチャンスにして下さい!