
授業後に居残り自習をしている中3受験生の姿です。
夏休みも半分以上が経過しました。
当教室の夏期講習も後半戦に突入!
ここ数日は、「お盆休みも勉強したい」「部活等での遅れを取り戻したい」という受験生の声に応えて、秘密特訓をしています。
塾には様々なスタンスや考え方があります。当教室はとても小規模な塾です。しかし、小規模だからこそできる指導があると思っています。
私がよく行く飲食店の一つに、店長さんとお手伝いさん数人で運営している小さな個人店があります。お店の中はいつも常連さんで溢れていますが、新しいお客さんを温かく迎える雰囲気に溢れています。店長さんやお店の雰囲気が好きで集まった人ばかりで、とても居心地が良いのです。
当教室も「ここが良いから通っている」そんな生徒や保護者で溢れたら良いなと思っています(ありがたいことに、年々、そういう雰囲気が出来つつあります。今年も非常に協力的な保護者の方が多く、また多くの生徒がやる気に満ちています)
「好きで通っている」「信頼しているから通っている」そういった生徒はこちらもとても指導がしやすく、成績が伸びることも多いと感じています。
当教室を立ち上げた時から、一つ大事にしていることがあります。それは、「意欲ある生徒がより伸びる環境を作りたい」という思いです。
現在の学力を問題にしているわけではありません。「届かない目標かもしれないけど、頑張りたい」「今よりも少しでもできるようになりたい(これは口では語らなくとも、ほとんどの生徒たちが思っていることだと思います)」
そういう思いの生徒たちに出来る限りのサポートをしたいと考えています。
…と、ここまで書いて、思い切ってもう少しだけ書き足そうと思います(本来は止めておくべきでしょうが、まぁ個人塾なので…(;^_^A)
この業界に長くいて、色々と思うところがあります(決して他塾の批判ではないです)
「合格実績」「指導実績」を徹底的に追い求めるスタンスの塾があります。
学力的に厳しくも、低学年からそういった塾に通い、いざ受験学年になったときに「うちにこれ以上いても意味がないですよ」と言われた生徒を見てきました。
逆に「満足度」「親身で丁寧」を前面に出すスタンスの塾もあります。
部活に例えてみてください。本当に強くなろうとしているなら、部員や指導者との軋轢は大なり小なり生まれると思います。
受験は厳しい戦いです。それに真っ向からぶつかっていきたい。それが私の考えです。
それともう一つ。この業界でずっと気になっていることがあります。
指導している上で最も見落としがちなのが「大きな問題なく通い続けてくれている生徒」です。
どうしても、問題が前面に出ている生徒は気になります。大きなエネルギーも注ぎます。
しかし、私は常々思っていました「抱えている悩みはみんな一緒。それでも信頼してくれている生徒やご家庭。そういったところにこそ大きなエネルギーを注ぐべきではないか?」
先に書いた飲食店の例でいえば「いつも協力的な常連さんにこそ良い思いをしてもらうべき」ということです。
当教室(私)の考えが少しでも伝われば幸いです。
…こんなこと書いてもよかったのかな??